Dienstag, 26. Oktober 2010

自転車こいじゃうパート3

インド最後の朝食に大好物の納豆&味噌汁をMimiにご馳走になり、スリランカにやってきた。。。

この旅にでる前はスリランカの場所もどんな言葉を話すのかもまったく知らなかった。セイロンティーがスリランカの紅茶ということさえ知らずに飲んでいた☆つい最近まで内戦があった国でもある。どんな国なんだろう。。。
首都コロンボに到着し、カウチサーファーの家へ人に尋ねながらバスを乗り継いで向かう。インドから来たせいか人の多さにも驚くことなく、顔立ちも肌の色もインド人と似ていて、むしろインドから他の国に来たという実感さえわかなかった☆
ガブも私もここスリランカでは自転車の旅パート3を考えていたので、到着して次の日には早速自転車を探しに町へ出て、何件かの自転車屋を回った。中古でいいものがあればと探したけれど、値段の割には条件が悪いものが多い。一見のお店で料金に合わせて新車を組み立ててくれるといい、中古の値段ともあまり変わらなかったので、考えていた値段よりも高額ではあったけれど、新車だしこの後タイに戻ってまた自転車を乗る予定でもあったので(自転車も持っていく)約8000円の新車のマウンテンバイクを購入。日本でこの金額でマウンテンバイクなんで買えないだろうけど、この旅&スリランカの値段ではかなりの奮発!
自転車を組み立ててもらっている間に細かい他の材料(リュックを荷台に載せるための木の棒やビニールシート等)を探しに。。。
スリランカに到着して次の日には自転車が見つかり、4日後には自転車の旅が始まるとは。。。
もちろん首都コロンボの町も材料をそろえながら見学。町はやっぱり町だった。。。
自転車の旅が早速始まり、ラッキーなことに空港近くのカウチサーファーの家に私たちの要らない荷物を置かせてもらえることに☆ということで、今回は少し身軽に自転車がこげる!!!

スリランカには一ヶ月間の滞在。まずは西側のコロンボから内陸の山を少し通って東側に向かうことに。自転車の旅は久しぶりではあったけれど、町の車やバイクのごみごみにも驚くことなく、排気ガスで顔を真っ黒にして大きいと思っていたコロンボの町も、あっという間にすり抜けて二日後には山道へ。。。かなりの上り坂が続いて早速モモも更に立派に育ってきているのを感じながら登りきった。

ここスリランカにはたくさんの国立公園があって、野生の象さんやレオパード(日本語で豹?他の動物?)珍しい種類の鳥がたくさん生存している。もちろん、象さんなどが住む国立公園には自転車で入っては行けず、観光客向けにジープサファリが用意されている!もちろん、ガブも私もここで悩む。。。象さんは見たいけれど自転車でも入れず、キャンプも公園内ではできないのでジープに乗るかかなり悩んだ末、他にもたくさんある国立公園でまた考えようということで、有名な国立公園を通過している途中、夜にしかめったに姿を見せないという象さん家族が昼間に公園の横を通っている主要道路わき(車があまり通っていなかった)の森で草をもりもり食べているではないか。。。とガブと私は8頭の野生象さん家族を道路からこっそりと眺めることができた。。。本当にラッキーだった☆★子供の象さんはお母さんかお父さんかわからないけれど、後ろをついて回ったり、いたずらな小象は少しだけ離れて草で遊んだりと、ちょうど疲れていた私たちをどんなに癒してくれたことか。。。
この日は野生の象さんだけではなく、野生の孔雀や鹿、変なサル(向こうも私のこと変と思っているだろうけど。。。)や蛇、カメレオンも見ることができてガブも私も野生動物を大満喫!!
自転車をこいでいると色んな虫がぶつかってくるけれど、今回は顔面に蜂がとまってきて、向こうもあせったのか思いっきり鼻の横を刺し、私も自転車をこぎながらこの蜂をはらうのに必死で、はらったと思ったらものすごい激痛が顔面に。。。誰かに顔を殴られて顔面骨折でもしたような痛み!!
急いで自転車を止め、ガブに見てもらうと顔面にまだ針が刺さっていてピンセットで抜いてもらった!でも、この後三日間ほど腫れと痛みに苦しみいまだに針の刺さった後が痛い。。.

最近まであったという内戦の気配はあまり感じず、ただ自衛隊や警察がいたるところに居て、銃を持って立ってはいたけれど、人々の顔には笑顔がこぼれていて真っ黒い肌に真っ白な歯を見せて笑っている人が多い★その笑顔の後ろにはもしかしたら辛いことも隠れているのかもしれないけれど、戦争が終わってハッピーに生きているという感じは伝わってきた!

西側に来て乾燥と日差しの強さにガブも私もヘロヘロになりながら、しかも主要道路であってもものすごい凸凹の道が多く何日かつらい道のりが続いた。。。ようやくたどり着いたビーチで少しのんびりすることにし、海を満喫!

ここスリランカの人たちも食事は基本的にカレー。野菜のカレー、魚や鳥のカレーと一緒にものすごい量のお米を右手で混ぜて食べる。チリをたくさん使っていて、辛いものは口から火が出るほど辛い。。。スリランカの人たちはご飯だけではなく、パンも多く食べる習慣がある。炭水化物を多く取るせいなのか、手を使ってものすごい速さで食事を取るせいなのか、お腹がものすごい大きな人が多い!太っているというより、お腹だけ異常に出ている人をよく見かける。。。ビールっぱらというより、お米っぱら??

と、時間もどんどん過ぎていき、残りあと一週間★東側から西側のコロンボ北にある空港に向かうために、山越えをまたまたしなくては。。。

Montag, 4. Oktober 2010

インド人、うそついた??

ウソをついているつもりはないみたい。。。
ただこの人達は適当なだけなんだと思う☆もちろん、日本人だって私も含めて適当な人はたくさんいる。でもここインドでは何度適当な対応をされたことか。。。
人はとても優しいと、ガブもルーカスも私もみんな共感。ただ本当に適当で、道を聞いても知らなければ知らないって言えばいいのに、適当に答えたり。。。
バスでも私たちが聞いている場所と全く違うところで‘ここ’と言って降ろされたりすることも多々あった。
でも人を助けようという精神は大きいようで、何か困っていたりするとすぐに助けようとしてくれる、本当にやさしい人たちがたくさん!

インドで一番私が感じたこと、特に日本人の私にとっては大事な言葉だと思っている‘ありがとう’そして‘ごめんなさい、すみません’この言葉がインド人は言えない、絶対に言わない。。。
人口がものすごい多いインドではバスや電車はもちろん、道にもうじゃうじゃと人だらけ。
彼らは人にぶつかっても足を踏んでも、そのまま踏み続けていても、当たり前。。。インドに来て生まれて初めて、数え切れないほど足を踏まれた私。‘すみません’なんて言葉、一言も聞いたことがない。
乗物に乗る時も降りる人を待つなんてことは考えない、一気に乗り込んできて結局降りる人と乗り込んでくる人で詰まってしまい、どうにも身動きができない状況。。。何故???
レストランやお店、ゲストハウスなどでもお客に対して‘ありがとう’なんて言葉はない。‘Please’なんて片手で数えるほどしか聞かなかった。
インドは好き。インド人は優しい人が多い。でも、‘ありがとう、ごめんなさい’くらいは言える人たちであってほしい☆ただ考え方が違うのかもしれないけれど。。。
あと、気になったのはゴミ問題。東南アジアでもよく目にした、ゴミを当たり前のように道や海どこでも構わず捨てる。。。なんでだろう??
せっかくインドにはたくさん美しい大自然が残っているのに。。。きれいなはずの川にもゴミがたくさん捨てられていたり、大自然の山々で歩いている時も何度ゴミにがっかりさせられたことか。
私たちが寝台列車に乗っているときに、同じ寝台席にいた60歳のインド人のおばさま。
私が次の駅でゴミ箱にゴミを捨てようと取っておいたゴミ、‘なんで窓から投げないの??’インド人は当たり前のように外がゴミ箱かのように、すべて窓から捨てていた。。。このおばさんは、むしろゴミ箱に捨てようとしている私を不思議がり、私が目を離したすきにそのゴミを窓から投げていた。。。
ごみに対する感覚が違う。。。ゴミが溜まってそこから菌が発生して、コレラなどにかかってしまう人たちが多い。そんなことも分かっているはずなのに!!
しまう。小さな子供たちも当たり前に親がするようにゴミをどこでも構わず捨てている。
一人ひとりがゴミに対する考え方が変わらなければ、このインドのゴミ問題は一生変わらず人口が増えると共にゴミもものすごい量になるんだろうな。。。と、東南アジアで感じたことと同じことを感じた。

北インドから南インドへ。
インドでモリモリ働く友人のMimiのいるバンガロールで,清潔なトイレや台所が使えるというだけでも贅沢なのに、洗濯機まで使えるという生活をMimiにどっぷり甘えて送ることができた。さらに南に下るのに、余分な荷物を置かせてもらい、まずはPondicherryという昔はフランスの植民地だったというところへ向かった。。。
そこにはフランスにあるような建物がたくさん残っていたり、街の中心から16kmほど離れた所には自然が残っており、そこにはAurovilleという国籍も宗教も持たないコミュニティがあり、学校や病院など生活する上で欠かせないものだけを造り、暮らしている人たちがいる。本当に木々に囲まれた素敵な場所で、‘国籍も宗教も持たないみんなが平等’という考えから作り上げた村はとても興味深いものがあった。
ただ村人が増えるにつれて、始めの目的が薄くなってしまい、このような集まり自体が宗教っぽくなってしまわないのかなぁ~と思ったけれど、彼らの努力でここまで大きくなったと思うと、やっぱり感心する。
Pondicherryからインドの最南端に行き、直射日光を浴びながら自分たちがそこに立っていることを満喫しようとしたら、隣でボートの陰で隠れているつもりの漁師が大きい方の用を大自然の海にしていたのを見て脱力。。。
せっかく北の山脈から南に来たのだから海を満喫しようと考えていたけれど、やっぱりここは雨季。。。わかってはいたけれど、水も濁っているし、引き潮も強いみたい。ということで海辺を歩いて眺めて満喫!でもやっぱり日差しは強い。暑さから逃れるために内陸の高地へ移動。。。インドは紅茶で有名だった!北インドのダージリンティーやアッサムティー、南のムナールティー(これはあんまり有名じゃない?)ということで、茶畑へ。。。
雨はやっぱり降り続けたけど、日本の茶畑とはまたちょっと違ってインドの茶畑もきれいだった!やっぱり緑はいいなぁ~。
チャイ(ミルクティー)がインドでは有名で、ほとんどの人がそこにさらに大量の砂糖を入れてものすごい甘さで飲む。。。せっかく紅茶で有名なのに、そんなに牛乳と砂糖を入れたら茶葉の味が消えちゃうよ!!と思いながら私もそのチャイを飲んでいた。

三カ月一緒にインドを旅している、友人のルーカスがスイスに飛ぶまでもう少し。。。時間が経つのってなんて早いんだろう★
私たちは旅を始めてすでに一年以上が経つけれど、ガブと私の二人旅というより、いつも誰か一緒にいた。二人の時も誰かと一緒の時も同じように楽しいことを分かち合ったり、二人だから口げんかしたり、三人だから言いあいになったりすることもある。ルーカスやスベンはガブにとって兄弟のようなもの、私にとっても家族のようなもので何十年後かにはお互いのおむつの処理もするのかね。。。と。
インドにはベジタリアン(肉は口にしない)がたくさんいる。でも私たちの疑問は、何故体の大きな人がたくさんいるのだろう?。。。と。それは肉を口にしないとはいえ、揚げ物が多く、お米や小麦粉をものすごい食べる!!信じられないほど食べる。。。そりゃー大きくもなるはずさ!とこの三ヶ月間でわかった。
彼らは左手でお尻をきれいに、右手で食事をする。手で食事をすると早食いにもなってしまうような。。。と三人で話していたけど、それにしても左手と右手の使い分けは宗教からなのか、それともお国柄なのかいまだにわからない。。。知っている人がいたら詳しく教えてほしい!!
インドといえばやっぱりカレー!!でもやっぱりカレーにもものすごい油を使っている。私たちもインド料理は好きだけれど、自分たちの体も大きくなるにつれて、そして脂っこい料理に飽きを感じ、早くMimiのところに戻って自分たちで料理したい!!ということで、ルーカスがスイス帰国前にMimiのところでまたまた甘えさせてもらった!!野菜をいっぱい使った日本食やスイス料理を堪能する毎日。。。あ~贅沢!!しかも、私の大好物、世界で一番か二番目(納豆かどっちか。。。)に好きな亀田の柿の種をMimiに分けてもらった☆あ~幸せ!!!!
ルーカスもあっという間だった私達とのインド旅を終え、スイスに飛び立っていった。。。
ガブと私はもうすぐインドからスリランカへ。。。
この旅を始めるまでは失礼なことにスリランカの場所さえも正確に言えなかったくせに。。。
地図をインドの最南端から右を見るとスリランカがあります!北海道の約10倍の大きさ??かな。
スリランカはまたまた自転車の旅にしたいと考えているところ!どんな国なのか全く情報もないけれど、内戦のことなどはしっかりチェックしたいけど、行ってみないとやっぱりわからない。。。
自然がたくさん残っていて、色々な動物が見ることができたら嬉しいな☆