Sonntag, 26. Dezember 2010

復活!!!???

自転車をストップして約一ヶ月・・・
のう胞というのが体内で化膿して、たまたま近くにあったのが臍の穴で、そこから膿が噴火!!毎日の病院通いと薬で大分よくなり、CTスキャンもしっかり撮って臓器系にも異常なし!!と、一安心・・・
さて、自転車でラオスに向かおうと考えていた前日、私の誕生日にまたまた臍の周りが筋肉痛っぽく。。。この痛みって、前に恐ろしい痛みに苦しめられたときの前兆と同じでは・・・と、大きな町チェンマイから離れる前にもう一度病院へ!!
うむむむ・・・先生にもよくわからない。筋肉が収縮しているのかも!!と、数日後にさらに痛みが悪化、もしくわ膿がまた出るようだったら大きな手術。。。と!!何もなければ、今までの生活と同じように暴れても、自転車で走ってもOK~!!
その後、臍を毎回チェックしながらまたまたチェンマイに滞在。少しまた膿は出てきたけれど、痛みはなく回復傾向・・・いずれにせよ、大きな手術をするのなら日本かスイスでやりたい!!
と、考えていたけれど、本当に復活!!
大事をとって、一週間ほどまたまた大人しく食っちゃ寝・・・の生活をして、ようやく明後日には自転車でさらに北部に向かえそう!!タイのビザもギリギリになって来たし、ラオスに向かわなければ・・・

ここタイでは、スイスで過ごしていたクリスマスとは違って、本当に素朴に普通の日を過ごした。ただ、ケーキは食べたいな~と、チェンマイの町を歩き回ったけど、私たちにとってお手頃でおいしそうなケーキは見つからず・・・結局、タイのスパイシーなご飯をいつも通り食べて終わっちゃった。
タイは仏教徒信者が多いけれど(日本よりもものすごい信者)、クリスマスの飾りつけはもちろん町にあったし、クリスマスの曲も色んな所で流れていた・・・日本もクリスマスはイベントの一つとして考えている人が多いんだろうけど。

今度は早くもお正月か・・・おせち料理、あまり好きじゃないけれど(栗きんとんだけ好き!)、日本人として、一度くらい作れるようになりたいな☆
今年ももうすぐ終わってしまう・・・遠くにいるけれど、私にとってはとっても近くで支えてくれている人たちに感謝です。今年もありがとうございました!!来年もよろしくお願いいたします☆
みんなが素敵な年を迎えられますように・・・来年は何年だっけ????

Samstag, 11. Dezember 2010

へそ噴火!!!

バンコクから北部チェンマイへと移動。ここチェンマイでは、ロイクラトンという水の精霊に感謝と願いを込め灯篭を川に流したり、ランタンを空へ飛ばしたりと一年に一度の行事に遭遇した!!昨年もこの時期にはタイ南部を走っていたな~。
チェンマイはこの行事が大国内でも有名の地で、毎年大勢の人が集まり、千以上のランタンをいっせいに空へ飛ばす。私たちもせっかくだからということで、ランタンを購入しみんながいっせいにランタンを飛ばすという現場へ。。。
ランタンはライスペーパーで作られている、とはいえ火を付けるところはもちろん油を使っているので、野鳥には間違いなく良くないだろうな。。。と思いながらも、ほかの人たちと一緒にランタンを空へ放ってしまった!ごめんなさい!と思いながらも、予想以上のランタンの数に圧倒され、鳥肌が立つほどの光景☆これは感動。
もちろん中には火がライスペーパーに燃え移り、頭上に落ちてくるものも。。。危ない!!
でも、本当にきれいだった!!

チェンマイは古都で、バンコクに比べると小さく過ごしやすい街。私たちは毎日のように自転車を乗り回し、この街を満喫。ここを移動する前に自転車屋さんにも何度も行き、自分たちでは直せないものを直してもらいに。。。
バンコク、チェンマイと思いっきり食も堪能し、体も大きく育ち、いよいよ北部へ。。。

と、山道を少し甘く考えていたか道を選び間違えたのか、予想以上に急坂地獄!!!
スリランカでは半分くらい荷物をカウチサーファーの家に置かせてもらうことができたのだけれど、ここチェンマイには戻る予定ではなかったので、重たいバックパックを自転車の荷台にいつものように乗せて走る。。。辛い!!私、こんなに体力なかったっけ???と何度思ったことか。何度止まったことか。。。
急坂に加え、ガブのタイヤがスリランカ以来始めてパンクし、パンクなら自分たちで直せるからまだしも、次の日には私の自転車のスポークが二本も折れてしまった!!と、山道で自転車ごとヒッチハイク。
もちろん悲惨なことばかりではなく、自転車が壊れてくれたおかげで出会えた人たちもたくさん!!小さな村に住むタイの家族の家に泊まらせてもらい、家庭料理(この付近では、もち米を食べる!うまかった!)や魚釣りまでも楽しませてもらった★
翌々日には、私の自転車も無事に直りさらに北部へ。。。
タイ人に教えてもらった、お勧めの道へと!!この道があまりにひどい急坂&ガタガタ道で、何度自転車を押すことになるかも知らず。。。
この日はカウチサーファーのいるMae Sae(マエサエ)へと向かっていたのだけど、あまりにひどい道のりにガブも私もヘロヘロ。。。辛い辛い道のりを走り続け、諦めかけていた目的地にようやくたどり着いた!!

私たちを待っていてくれたカウチサーファーの女性は一度チェンマイでも会っていて、タイ人のとっても素敵な女性★到着した日はすでに暗く、いくら南国タイとはいえ、ここ北部山中は朝夜と結構冷え込み、彼女は薪に火をつけて私たちを迎えてくれた。
彼女は仕事を引退し、自分の夢でもあったHome Stayを旦那さんと始めたばかりのようで、しかも彼女たちのこだわりは昔のようにできる限り自給自足で無農薬の野菜を育て、自分たちの家やHome Stay用の家は全て土でつくり、洗剤、シャンプーなども自分たちで無農薬のものを作って使っている、全てに感心してしまう。。。
ガブも私も彼女たちのような生活にものすごく興味があるので、話もたくさん聞かせてもらった。本当に素敵な空間を彼女たちは作り上げていて、ものすごくのんびりとさせてもらった☆本当にRelaxにはお勧めの場所!!

。。。と、そろそろ次へと出発しようかとしていた前日。。。
ここ最近おへその左側が少し痛いな。と、筋肉痛だとずっと思ってた痛みがあった。そしてご飯もたっぷり食べられるし、大したことはないと・・・
しかし、この痛みが歩くのも辛いほどの痛みに変わり、急にへそからヘドロのようなものが・・・膿だ!!
へその周りも結構腫れ上がり、富士山のような形になってきてへそから噴火!!!
この痛みでは自転車は無理だ。。。ということで、山から三時間ほどかけてチェンマイまで医者に行くことに。
まずは彼女たちがお勧めの、自然治療を行う中国の漢方クリニックへ!
医者はわかりやすく説明してくれ、結局化膿がひどいということで抗生物質を摂取した後、漢方摂取とのこと。またまた山に戻り抗生物質を飲んで安静。三日経っても四日経っても一向に良くならず、むしろ痛みはひどくなるばかり。。。と、もう一度チェンマイに戻り、今度は大きい病院へ。。。

化膿の原因は嚢胞(のうほう)ではないかと言われ、菌は外からか体内からかはわからないと。これは日本に居たとしてもありえることと。
それにしても痛すぎる。。。先生早く何とかしてくれーーーと、何度叫びそうになったことか。
とりあえず超音波で化膿している範囲を撮影し、急遽小さな手術に!!
隣の普通の小さな部屋に連れて行かれ、部分麻酔と言って、炎症しているへそに何ヶ所か麻酔注射を打たれた。。。これがめちゃくちゃ痛い!!痛いに決まっている!
私が痛みのせいで医者を殴らないように看護婦さんが私の震える手を抑え、私は麻酔が本当にかかっているのか不安で不安で。。。
医者は大きなピンセットのようなものを使ってグリグリとへその中から膿を出そうとしている。。。
ギャーーーーと叫びたくなるほどの感覚。しかも炎症のせいで痛みがある場所がたくさんあって、麻酔が信じられない!!
と、地獄の短時間手術は終わり、変な汗をたっぷりかいた。。。
この怖い怖い手術だけでは全て膿を出し切れず、しかも他にも可能の恐れがあるところがあるかもしれないので、その場合は大きな手術が必要と。。。
とりあえずは、へそ周辺の残りの膿は違う抗生物質で消えることを祈り、その場合は手術も必要なく、化膿が止まり手術の傷口が閉じれば今までのように自転車も走ってOKだし、暴れてもOk!と。。。傷が残らないようにと先生はへそを切ってくれ、そこにガーゼを詰めて膿が出るようにしていて、そのガーゼを毎日取り替えに病院通い。。。これがまたまた痛い!!
ガーゼをへそから抜き出し、へその中をピンセットとガーゼで消毒した後、さらに新しいガーゼをへその中に入れ込む・・・拷問だ!!と、痛みには強いはずの私も毎日消毒後はヘロヘロ。
でも、強い抗生物質のおかげか、炎症もだいぶ治まってきて今は回復傾向!!
予定よりもかなり長い休憩になってしまったけれど、ここで全ての膿を出してしまいたい・・・!!

もう少しここチェンマイで膿を出し、またまた元気に自転車で日本に向かいたい!!