Samstag, 8. Januar 2011

山を越えてラオスへ・・・

明けましておめでとうございます・・・!!兎年??
今年も健康第一で、素敵な年になりますように・・・

約一ヶ月の休憩から自転車復帰!!
タイのビザが切れるギリギリまでとりあえず、安静にしていたのでタイとラオスの国境まで約500kmの山だらけの道のりを6日間で走らなくちゃ・・・
大好きなタイから出るのは悲しいけれど、以前から行ってみたいと思っていたラオスにやっと行けるのも楽しみ!!

タイには本当に親切な人が多く、ラッキーなことに寝所もテントを張るのに毎回許可してもらえ、しかも水浴びもできるし、トイレまで使えた!!
タイ北部では白米の代わりにもち米を食べるところが多く、指で団子のように丸めて辛い肉炒めなどにつけて食べる。これがまた旨い!!!止まらない!!!

年越しは小さな村で・・・自治会館のようなところの広場に小さなステージが設置され、9時くらいには村の人たちが集まってきて、東南アジアでは未だ大人気のカラオケと、若い女の子たち数人がステージの前の囲いでダンス(身体を少し揺らす程度・・・)、そしてその姿を囲いの外から突っ立って眺めている人たち・・・この光景は本当に不思議だった。
元旦には国境に近づき上り下りの激しい山道を必死にこぐ・・・どこを見ても山だらけ・・・せっかく上ったと思ったらまた下り、そしてまた急な登り・・・なぜェェェェェ~
自分で好きでやっていることだけれど、この時だけは本当になんでこんな辛いことやっているんだろ~??もう無理!!と思うことも多々と・・・でも、景色はすばらしいこともたくさん!

どうにか国境に予定通りビザ最終日に到着!!
と、銀行はもちろん、両替所もない・・・タイバーツはラオスでも使えるというけれど、全部で2千円ほどしかない。。。まぁ、どうにかなるだろうと走り続ける。
ラオスではLuangPrabang(ルアンプラバン)という大きな町で、他のルートを走っている友人Jenz&Zuzkaとの再会を果たすため、またまためまいがするほどの山道の連続を走りぬける・・・

ラオスに渡って小さな村を走り抜けると、そこはまだまだ貧が強く、掘っ立て小屋が並んでいる・・・鼻を垂らしたまま、古い洋服を着て裸足で歩く子供たち。”サバディ~”と挨拶をしてくる人たちもいれば、笑顔ひとつなく私たちの姿に驚いてか、ただただ私たちを見つめる人たち・・・
家には水道がなく、2~3kmほど先の川辺まで歩き、水を汲む人たち、水浴びをする人たち。

国境は渡って約70kmほどでメコン川に到着。そこには私たちが見た小さな村とは大きく違い、たくさんのホテルが建っている・・・しかも、一泊70ドル~100ドルとありえないほどの高額・・・この村の人たちの家や服装も、私たちが見た他の村とかなり貧富の差がある。
もちろん、私たちは観光客村には泊まらず、そこからボートを利用して、約3時間ほどで目的地のルアンプラバンに到着・・・

一週間ほど山の中にいたので、町に来ると一気に排気ガスが目と喉に入ってくるのがわかる・・・身体もかなり疲れていて、腿はパンパン(前からだけど・・・)肩はガチガチ・・・ここルアンプラバンでは少し休憩をすることに!!
この町も私が勝手に想像していた以上に観光地化されていて、川沿いの一角はすべてゲストハウスとレストラン。外国人しか居ないんではないかというほど・・・そしてもちろん私たちにとっては全てが高額!
テントを張るところもないし、少し離れたところに安宿を見つけ、そこで疲れた身体を癒すことに!!!あ~~~久しぶりのベット☆

Jens&Zuzkaとは連絡が取れず、彼らからのメールがないかインターネットを探しに行っている時に、見たことのある二人が自転車で走ってくる・・・”あ~~~~~”と、本当にラッキーなことに彼らがちょうどルアンプラバンに到着したところで再会!!
これからの計画を立てたり、自転車を洗ったりチェックしたりと、毎日あっという間に過ぎていく・・・

ここラオスではフランスパンを食べる習慣があり、私たちも朝はパンを買って贅沢にもチョコクリーム”NUTELLA”をつけて食べる・・・あ~幸せ☆
こんな日々をすでに6日ほど・・・3日間ほどJens&Zuzkaと走る予定で、そろそろ出発しようかと、そんなときに彼らが下痢P~にょに・・・時間はある。もう少し休んでから出発!!
ここからさらに北へ向かい、Jens&Zuzkaはベトナム経由で中国、そしてドイツまで。。。私たちは中国、そしてずるして電車&船を利用して日本に向かう予定!!
彼らとは中国で、またまた再会予定。楽しみがまた増える。

ここから先もさらに山が待っているみたいだけれど、どうにかなってほしい・・・自転車が壊れませんように!!この自転車で日本も走りたいんです!!
自転車で旅をしている人たちの自転車はものすごく頑丈そうで、当たり前だけどものすごく高い。彼らの自転車も一台20万円以上・・・ガブと私はサイクリストでもないし、全てを自転車で走りたいというわけではないから、気が向いたときにその国で安くてよさそうな自転車が見つかれば購入。もちろん、壊れることも高い自転車に比べれば多々・・・今回の自転車は三台目で約8000円くらい。本当にがんばって走ってくれている。

日本帰国もそんなに遠くない!!帰国してまず食べたいもの。納豆&日本の白米!まずはラオスと中国を少しでも見ること、知ることができればいいな・・・