Donnerstag, 15. Juli 2010

テロ事件???

『Fire!!!Fire!!!』
デリーからパタンコット(ダラムシャラへ)行きの夜行寝台電車に乗り込んだ私たち。。。出発して三分も立っていないくらいに、一人のインド人男性が何か行っている。
するとインド人は自分の荷物を持って大慌てで電車の外に出ている・・・何故??
私たち外国人はキョトンとして何が起こったのかわからない。通りかかったインド人に聞くと、『Fire!!!』 というので、とりあえずガブが外に様子を見に行くと、本当に一番前の車両が燃えているという。私たちも前の方の車両だったので、荷物を持って真っ暗な外に出ることに。。。
本当だ・・・電車が燃えている。それにしても足元も見えないし、どこから他の電車が来るかも分からないし危ない。とにかくデリー駅を出発してまだ間もなかったので、足元に注意しながら暗闇を汗だくで歩きながら駅まで戻った・・・
何が起こったんだろう??よく内戦やデモが起こっているインドでは当たり前なのかな・・・??と考えながらも、私たちの電車からはケガ人も出なかったみたいだけど、誰も何が起こったか説明ができる人、する人が居ない。
炎が上がってから一時間半ほどすると、駅係員に情報を聞いていた私たちに電車が出発するから急いで10番線に行け!!と。
さらに汗だくになって走って電車に乗り込むと、さっき炎が出て止まった電車で、燃えた車両だけ切り離したのか通常に走り始めた・・・大丈夫なのか???
駅員にさらに何が起こったのかを聞いても、大丈夫!とだけ言って何も説明してくれない。
とにかく無事ならいいけど・・・とその事件で遅れはあったけど、予定通りパタンコットの駅に到着。
本当によかったぁ~!!
駅からバスに乗り換えて更に3時間~4時間ほど走ると、友達のス~さんが住むBhagsu(バグスー)に到着。インド人女性が着ている洋服を着たス~さんが笑顔で出迎え!!!
二年ぶりくらいの再会!!!うれしい!!
ここはインドの大都市とは違って、空気はうまいしちょうどいい過ごしやすい気温☆
早速次の日は、チベット人の神様ダライラマの住居があるという大きなお寺に案内してもらった!残念ながら多忙なダライラマは、ここに居ることが少ないようで逢えるチャンスも滅多にないみたい・・・
ここDhalam Shala(マクロードガンジ)がチベットから亡命してくる人たちの受け入れ場所になっているという。なんて切ない話だろう・・・
ここから見える山のすぐ後ろには、世界の屋根と呼ばれるヒマラヤ山脈が聳え立っていて、チベットはその後ろ。。。彼らはどんな想いで自分の国を去らざる負えず、どうやってこのヒマラヤを越えてくるのだろう・・・今もたくさんのチベット人がここまで辿り着くのに必死でヒマラヤ越えをしているという。

ごちゃごちゃした大都市から抜け出してきた私たちはホッとしたのか、ガブとルーカスが交代で体調を崩し始めた。。。何故か私だけ平気??
ガブは体調回復したと思ったら、またまた寝込んでしまったり、ルーカスはスイスでの仕事や学校の緊張が解けたのか、体が弱っていたようでもしかしたら水(山水だったけど)かな?熱と腹痛が・・・彼を襲ってしまった。
ということで、高山トレッキングに行く前のトレーニング目的でここに来た私たちだけど、しばらくは休養!!しっかり体調戻してから山に篭りに行くことに・・・
私はス~さんに逢えることを楽しみにしていたから、久しぶりにお互い片言のおかしな日本語で会話。。。もちろん彼女も日本人だけど!!
ここでしばらくうまい空気を吸って、たくさんカレーを食べて(体臭も変わってしまいそうだけど)男性人たちの体力回復を祈って・・・一人大きく育っております。

Keine Kommentare:

Kommentar veröffentlichen